- スマートホームの生活に憧れている
- 家庭内のさまざまな機器を一つのアプリで制御したい
- 温度や湿度をスマホで管理できるモノが欲しい
このような悩みを解決する商品を紹介していきます。
お部屋の家電を音声やスマホを使って操作ができる便利なスマートホームは、リモコン付きの家電を登録することで、家電(エアコンなど)を音声で操作することができる便利なアイテム。
筆者は2年前にスマートリモコン(SwitchBot ハブミニ)を導入してから「Googleアシスタント」や「Amazon Alexa」など音声アシスタントと連携してエアコンやTVなどを音声またはアプリを使って操作しています。
スマートリモコンを使っての生活は、使い勝手が良く生活の質を高めてくれるだけではなく、自身のQOL向上にも結び付いています。
そんなおり、この度より高機能で生活の質を高めてくれるスマートリモコン「SwitchBotハブ2」に出会う機会をいただき、より生活の質を向上させてくれたので、実際に筆者が使ってわかったことついて詳しく紹介していきます。
「SwitchBotハブ2」は生活を豊かにしてくれる便利なアイテムです。
SwitchBotハブ2できること
今回紹介するのは、赤外線リモコン、ハブ機能、温度・湿度計、スマートボタンが一つになった「SwitchBot ハブ2」です。
1台で4つの機能を備えるスマートリモコンは下記のことができます。
- リモコンの登録・自動化・スケジュール化(SwitchBot ハブミニ)
- スイッチでの起動(SwitchBotリモートボタン)
- 温度・湿度・照度の測定(SwitchBot温湿度計プラス)
お部屋の赤外線リモコン対応と連携させれば、アプリ操作でわざわざリモコンを探すことがなくなり、いちいちリモコンを探すストレスを減らせることができます。
それから、GoogleアシスタントやAmazon Alexaなど音声アシスタントにも対応。連携できれば、リモコンではなく声だけで家電の操作が可能になり生活の質がグッと高まります。
声が出せない、スマホが手元にないなど操作ができない時などに重宝する機能です。
従来モデル(ハブミニ)ではなかった”homekit”と”matter”機能が新たに追加され、インターネットに接続できない場合でもBluetoothで異なるメーカーのスマートホームとの接続ができるようになりました。
ひとつのデバイスに固執するのではなく、他社との共存ができる。お部屋のスマート化がより広がる多機能なアイテムです。
製品仕様
一台で4役の高性能なスマートリモコン「SwitchBotハブ2」の主な仕様は以下の通りです。
メーカー | スイッチボット(SwitchBot) |
商品名 | SwitchBotハブ2 |
タイプ | リモコンハブ |
カラー | ホワイト |
素材 | ABS樹脂 |
対応OS | Android OS 5.0以上、iOS 11.0以上 |
温・湿度計動作環境 | 室内 動作温度:−20°C~40°C 相対動作湿度:0%~90% |
Bluetooth | Bluetooth4.2 範囲:オープンエリアで最大120m |
無線通信(Wi-Fi) | 802.11 b/g/n (2.4 GHz) |
赤外線送信距離 | 最大30m |
赤外線受信距離 | 最大15m |
電圧 | 5V-2A |
サイズ | 80×70×23mm |
重量 | 63g |
1台で4役をこなす便利なデバイスです。
SwitchBotハブ2開封・デザイン
ここでは、SwitchBotハブ2のパッケージとデザインについて紹介していきます。
パッケージ
「SwitchBotハブ2」の開封と外観のチェックを行っていきます。
パッケージの中身は本体、USBケーブルや説明書が付属。本体外観はホワイトカラーとシンプルなデザインとなっています。
デザイン
前面は湿・温度計のディスプレイ。下部には表示のオン・オフの操作もできます。
背面は開閉式のスタンドと電源用のUSB-C端子が配置。電源には付属のケーブルを接続します。
5V/2Aのアダプターも付属。電源ケーブル共に本体と合わせたホワイトカラーとなっています。
本体の大きさは、「80×70×23mm」と手に収まるサイズ感で本体の重さは63gのアダプターとケーブルの重さは合わせて78gとなっています。
SwitchBotハブ2レビュー
ここからは、SwitchBotハブ2を実際に使ってみたことについて紹介していきます。
- 共通規格のMatterに対応
- シーン登録でエアコンを自動操作
- Bluetooth接続での操作も可能
- 操作には常時電源が必須
- Wi-Fiは2.4GHzのみ対応
- 本体価格が高価
スマートリモコンとして使用可能
SwitchBotハブ2は、家電のリモコン登録を一括にまとめてくれる優れたスマートリモコンです。 登録できる家電は8万点以上に対応し、登録したリモコンはスマホアプリから操作が行えます。
手元にスマホがあれば複数の家電をソファに座りながらや離れた場所からでも操作することができます。
部屋にあるあらゆる家電の操作を行えます。
また、赤外線の送信範囲は旧モデルのハブミニよりも2倍になり、設定はハブミニよりもスムーズな登録となっているので初めての方でも悩むことなく登録を行えるようにもなりました。
おかげで、所有している古い家電や最新の家電を一括管理できるようになり快適なスマートライフを過ごせるようになりました。
温度・湿度・照度計を搭載
お部屋の温湿度が一目でわかるデジタル表示のほか、コード部にはスイス製の高精度センサーを搭載しています。
温湿度センサーは常に部屋の状況を把握しており、常にお部屋の環境を確認することができます。また、現時点の数値だけでなく、アプリから数時間前から年間の状況まで詳しく確認することも可能です。
さらに、警告アラート機能を搭載しているので、設定値以上や以下の温度や湿度に達した際、アプリからお知らせしてくれます。
家事中にお子さんを離れた部屋で寝かせていたりしても、部屋の状況が離れた場所からでも把握できるので便利です。
また、照度計も備わっているので、温湿度に加えて部屋の照度の計測もできる便利なスマートリモコンです。
他社製品と連携できるMatter機能
Apple・Google・Amazonの製品同士を連携できるスマートホームの共通規格”Matter”に対応したスマートリモコンです。
Matterまたは他社と連携できるようになると、下記のようなことができるようになります。
- Home Appからカーテンの開閉操作
- Homepod、Apple Watchからの操作
- 音声アシストメーカーの垣根が無く操作
インターネットに接続できないときでも利用することも可能です。
特に、AlexaとGoogle AssistantやAlexaとSiriへの操作が可能で、SwitchBotハブminiよりも拡張性が高いスマートホームとなりました。
とはいえ、現在はSwitchBotのベータ版(アプリ)での稼働のため正確な動作が保証されていない状況です。将来的にはSwitchBotカーテン、SwitchBotロックが対応予定。
Matter対応についての情報は公式サイトでお知らせすると発表されています。Matterを利用したい方は常に最新の情報をチェックしておきましょう。
Apple、Google、AmazonをはじめとするアメリカのIT企業280社以上が参加している無線通信規格標準化団体(Connectivity Standards Alliance:旧ZigBee Alliance)が策定したスマートホームのためのIoT共通規格のこと
機能を大幅アップグレード
2023年8月15日より「SwitchBotハブ2」のMatter機能が大幅アップグレードしました。
これにより、Apple製デバイスでの赤外線リモコンの操作が可能に。ホームアプリからエアコン、テレビ、扇風機などをすべて iPhone からコントロールできるようになりました。
- 開閉センサー: ホームアプリ から操作可能
- 人感センサー: 自動操作やHomepod mini でアラームの設定が可能
それ以外に、パソコンの電源や扇風機、洗濯機、ガレージのドア、給湯器などもiPhone のコントロ ールセンターから操作も可能です。
以上のことができるようになり、SwitchBot ハブ 2 の用途が広がる良いアップデートとなりました。
スマートボタンで一括操作
SwitchBotハブ2には、難しい操作が一切なくボタンを押すだけで家電やデバイスを操作をできるスマートボタンを搭載しています。
操作は簡単で、操作したい家電をアプリのシーン機能に作成しておくだけで、デバイスの電源をON/OFFすることができます。
例えば、朝一のドタバタで家電をつけっぱなしにして外出してしまった、就寝するために寝室に来たけどリビングの照明を消し忘れてしまったなどでも、外出前や移動前にスマートボタンを押するだけで、電気を一括消灯してくれます。
また、エアコンを設定しておけば寝ている間の温度変化に応じて、自動でエアコンの稼働・調整をしてくれるので心地よい睡眠環境を作ることが可能にしてくれます。
シーン機能を使って、慌ただしい朝も寝る前のくつろぎ時間も慌てることなく、ゆとりを持って過ごしましょう。
シーン機能を使用してみる
温・湿度機能を使って加湿器やエアコンなどを自動運転できるシーン機能を実際に使ってみました。
シーン機能の具体的な使い方は、「部屋の温度が30度以上」になったら冷房をつける。「6時15分になったら」アラームと照明をつけるなどです。
設定方法は簡単で以下の通りですが、順番に解説していきます。
✴︎シーン設定の詳細補足:条件(=部屋の温度が30度以上になったら)アクション(冷房をつける)
以上の設定ができれば、SwitchBotアプリ上で「温度が何℃以下になったら暖房をONにする」、「温度が30度以上になったら冷房をつける」など季節に合わせた運転をしてくれます。
ちなみに、ほかのSwitchBot製品と連携させて「湿度が何%以下になったら加湿器をつける」と言った組み合わせも可能で、上手く使いこなせればお部屋の環境はより快適に過ごせるようになります。
外出先からでも家電操作ができる
本機を自宅のネットワーク(WI-FI)に繋げておけば外出先でも家の家電を操作が可能です。
例えば、家を出てから部屋の照明を消したわからないは照明を消す。家に帰る前に室温を確認して、暑かったり寒かったりするようであれば事前にエアコンをつけておくなど遠隔で操作することが可能です。
遠隔で操作できるのでつけっぱなしによる電気代の消費の心配がなくなり、帰宅前にエアコンを稼働させておけば快適な部屋の状態で入室できます。
夏場ば家に帰ってきたらモワッとした感じではなく、ヒヤッとして帰った瞬間に快適!となり、冬場は冷え切った部屋ではなくぬくぬくな部屋になるのは、嬉しいですね!
Bluetoothでの操作もできる
SwitchBotハブ2は、赤外線登録を使って操作をする以外に、Bluetooth接続での操作も可能です。
利用するには、対応家電であることが必須であり、紐付けできればWi-Fiが不安定な場合でもオフラインでの家電操作が可能になります。
他Switchbot製品との連携が便利
ハブと連携することで「スイッチボットロック」、「スイッチボットカーテン」などSwitchbot製のデバイスをWi-Fi経由で操作ができるようになります。
つまり、外出先からアプリを使ってドアを施錠したり、カーテンを開け閉めしたりできるので、外出中に鍵を閉めたか不安になったとき、施錠状態をスマホから確認することが可能です。
我が家は、リビングにシーリングライトを書斎にスイッチプラグ、スイッチボットを設置しています。
これらをハブで一括管理しているので外出中に消灯したか不安になることが多く、アプリから照明などの利用状況を確認するようにしています。
おかげで、Switch bot製品で固めると家電の操作が便利になるだけでなく節電にも繋がるので家計が助かっています。
スマートスピーカーと連携できる
AlexaやGoogleアシスタントやSiriなどの音声アシストデバイスに対応しています。またアプリと連携して音声操作するだけでなく、クラウドサービスにも対応しています。
- Amazon Alexa
- Googleアシスタント
- Apple Siri
- IFTTT
音声で操作しなくてもよいのでは?と思う方もいるかもしれませんが、音声操作は地味に便利な機能です。
例えば、お部屋の照明をリモコンまたはスイッチで操作していましたが、音声操作となった今では照明をつけるために歩く必要もなくなり、PCや本を両手に持ちながら部屋から出る際に、音声だけで照明を消すことができるようになりました。
必ず必要?とは言えない機能ですが探す手間がなくなるのが嬉しいポイントなので、はじめてAlexaやGoogleアシスタントとの接続を検討している方におすすめなスマートリモコンと言えます。
音声だけで照明を消すことができるのが便利です。
SwitchBotハブ2と同時に、Amazon Echo Popとの購入を考えている。そんな方は下記の記事で詳しく紹介していますので、こちらもお読みください。
SwitchBotハブ2とハブミニを比較してみる
ここでは、SwitchBotハブ2と「SwitchBotハブミニ」との違いを比較していきます。
機能項目 | SwitchBotハブ2 | SwitchBotハブミニ |
温湿度センサー | 〇 | – |
照度センサー | 〇 | – |
スマートボタン | 〇 | – |
スマートアラート | 〇 | – |
スマートリモコン機能 | 〇 | 〇 |
ハブ機能 | 〇 | 〇 |
エアコンリモコン状態同期機能 | 〇 | – |
エアコンローカル操作 | 〇 | – |
GPS連動機能 | 〇 | 〇 |
シーン機能 | 〇 | 〇 |
Matter対応 | 〇 | – |
まず、温湿度、照度、スマートボタン、スマートアラートの4つの機能があるのがSwitchBotハブ2 。
対してハブミニは、赤外線リモコンとスマートホームハブの機能しか持っておらず、それ以外の機能を使いたい場合は、SwitchBot機器を別に買い足す必要があります。
また、他社製品と接続が可能になるMatter機能とローカル接続でもエアコンを稼働させることができるBluetooth接続に対応してるのはSwitchBotハブ2 だけになります。
AlexaやGoogleアシスタントで操作してみたい方であればシンプルな「ハブミニ」がおすすめですが、共通規格Matterに対応し、室内環境の管理を一台で済ませれるハブ2がおすすめです。
4つの機能を使いたい方は「SwitchBotハブ2」一択です。
SwitchBotハブ2と比較した「SwitchBotハブミニ」は下記の記事でレビューしていますので興味のある方は読んでみてくださいね!
SwitchBot ハブ2の初期設定
ここでは、「SwitchBot ハブ2」の設定方法とリモコンの設定方法について簡単に紹介して行きます。
✳︎アプリの設定をご存じの方は飛ばして「SwitchBot ハブ2レビュー」からお読みください。
SwitchBot ハブ2の初期設定を見る
設置前にアプリのインストールをします。(写真のアプリはすでにインストール後です)
SwitchBotのアプリを開きログインします。(初めての方はここでアカウント登録を行います。)
アプリを開きホーム画面の右上の「+」をタップし、「デバイスの追加」画面に入ります。
ハブ2のアイコンを選択し、指示に沿って追加していきます。
指示に沿って登録できたら、ホーム画面に「ハブ2 6A」が表示されたら完了です。
SwitchBot ハブ2をより便利に使うにはスマホアプリは不可欠です。
SwitchBot ハブ2のリモコン登録
次に、家電の登録方法を簡単に解説していきます。
SwitchBotハブ2のリモコン登録方法
アプリを起動し「マイホーム」からハブ2を選択し赤外線リモコンを追加→赤外線リモコンの右上にある「+」ボタンを選びます。
今回はライトを選択します。リモコンプランが表示された後に、赤外線リモコンに近い適切な型番を選びます。
機器のON/OFFができれば完了。ハブ2内にライトのアイコンが表示されます。
SwitchBot ハブ2とアプリを紐付けできたら次にお使いの家電を登録してみましょう。ここではエアコンとの登録手順を紹介していきます。
SwitchBotハブ2によくある質問
ここでは、SwitchBotハブ2に寄せられる中からよくある質問をまとめてみました。
SwitchBot ハブ2のまとめ
この記事は、「SwitchBotハブ2レビュー|はじめてにおすすめ!家電を管理して生活を便利にできる多機能スマートリモコン」について書いてきました。
今まではSwitchBotのスマートハブといえばハブミニの一択です。
とはいえ、温湿度や照度センサーを備えタッチボタンが追加されるなど使い勝手がよくなったハブ2。
ハブミニでは出来なかった、室内環境やエアコンの管理できるようになり活用の幅が広がるなども魅力で比較するとハブ2が勝ります。
価格はハブミニよりも少し高くはなりますが、スマートリモコンとしての性能が向上している。
これからスマートホームかスマートハブを試してみるなら、ハブミニよりも「SwitchBotハブ2」がおすすめと言える一台です。
コメント