こんにちは、スマート家電のある生活を満喫中のmatuです。
スマートプラグやスイッチに見守りカメラなどお部屋の家電をより快適にしてくれるスマート家電。
中でも特に便利だと感じたアイテムを一つがSwitchBotハブminiというスマートリモコン。手軽に家電をリモコン操作ができ同社の製品との連携もできる便利なアイテムです。
そんなSwitchBot Hub Miniに、この度、後継機としてより使い勝手が良くなった一台で4役の「SwitchBotハブ2」が発表されました。

スマートリモコン以外にスマート温湿度計、スマートボタンなど機能が追加され、Apple製品との連携ができるMatterに対応。これ一台あればお部屋の室内管理はもちろん外出先から家電の操作ができる便利なアイテムです。
そんな「SwitchBotハブ2」をメーカー様より、この度ご提供いただきましたので使ってわかったことやメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。
この記事をお部屋のスマートホーム化の参考にしてくださいね。

SwitchBotハブ2の概要
SwitchBotハブミニのスマートラーニングがスムーズできない、操作が困難、ネットが切断すると使えなくな、現在状況の把握ができないなどさまざまな問題点を改善して開発されたのが「SwitchBotハブ2」。
お家のリモコンを一括管理および操作ができるスマートハブは赤外線送信範囲が「ハブミニ」の2倍となり、新デバイスも旧式家電も簡単にワンタッチで家電を登録が可能となっています。
Wi-Fiが不安定でも操作が可能になるエアコンローカル操作機能、外出先からでもスマホでエアコンのリモコン状態を把握することができるエアコンリモコン状態同期機能が新たに追加されより使い勝手がよくなっています。
さらに、スマート温湿度計、スマートボタン、スマートアラート機能なども追加されこれ一台あればお部屋の管理が全てコントロールできる。一台で4役の高性能なスマートリモコンとなっています。
おすすめ度 |

SwitchBotハブ2の特徴
- Matterに対応したスマートホームハブ
- 室内環境を正確に測定するスマート温湿度計
- ワンタッチで起動できるスマートボタン
- 外出先から家電を遠隔操作が可能
- 旧式家電も赤外線で簡単にスマートホーム化
- 他SwitchBot製品との連携が可能
✴︎おすすめ度、評価基準の採点基準については、最高評価を「5」とし、最低評価を「1」としています。また、あくまで、個人的に採点していますので、採点につきましては参考程度に留めてください。
SwitchBotハブ2でできること

SwitchBotハブ2は「ハブミニ」の機能をそのままに、新たにスマート温湿度計、スマートボタンが追加されたスマートリモコン。従来のハブ機能に加え、新たにMatterも対応する予定となっており、Home Appからカーテンの開閉操作を行なったりHomepod、Apple Watchからの操作もできるようになります。
- スマートハブ機能・・・SwitchBot製品の連携、Bluetooth製品を通してHome Appから操作が可能
- スマート温湿度計・・・室内環境を正確に測定、温湿度の異常をお知らせ
- スマートリモコン・・・家電を簡単スマート登録・操作が可能
- スマートボタン・・・ワンタッチで家電の電源をまとめて操作
リモコン機能は、メーカー数を4877社と対応可能なリモコンの種類を21363種に拡大され古い家電から新しい家電まで幅広い「赤外線リモコン対応」の家電をアプリに登録することができます。
それから、新機能の温湿度計は温・湿度センサーをコード部分に内蔵していることで室内環境を正確に測定をしてくれるほか、温・湿度の異常をお知らせしてくれる機能も追加。
ボタン機能は、照明やエアコンを点けっぱなしで外出してしまっても外出先からの操作が可能であり、ボタンを押すだけで電源をまとめ操作。室内でも映画を見たい時、ゲームをしたい時、就寝前など、シーンに合わせたコントロールが可能です。
SwitchBotハブ2の仕様
一台で4役の高性能なスマートリモコン「SwitchBotハブ2」の主な仕様は以下の通りです。
メーカー | スイッチボット(SwitchBot) |
商品名 | SwitchBotハブ2 |
タイプ | リモコンハブ |
製品型番 | W32021002200 |
カラー | ホワイト |
素材 | ABS樹脂 |
対応OS | Android OS 5.0以上、iOS 11.0以上 |
動作環境 | 室内 動作温度:−20°C~40°C 相対動作湿度:0%~90% |
Bluetooth | Bluetooth4.2 範囲:オープンエリアで最大120m |
無線通信(Wi-Fi) | 802.11 b/g/n (2.4 GHz) |
赤外線送信距離 | 最大30m |
赤外線受信距離 | 最大15m |
電圧 | 5V-2A |
サイズ | 80×70×23mm |
重量 | 63g |

1台で4役をこなす便利なデバイスです。
SwitchBot ハブ2の初期設定
ここでは、SwitchBot ハブ2の設定方法を簡単に紹介して行きます。設置とアプリの設定をご存じの方は飛ばして「SwitchBot ハブ2レビュー」からお読みください。
SwitchBot ハブ2の初期設定
設置前に、スマホへインストールしておくことをおすすめします。(写真のアプリはすでにインストール後です)


初めての方はここでアカウント登録を行います。
アプリを開きホーム画面の右上の「+」をタップし、「デバイスの追加」画面に入ります。


ハブ2のアイコンを選択し、指示に沿って追加していきます。




指示に沿って登録できたら、ホーム画面に「ハブ2 6A」が表示されたら完了です。


SwitchBotハブ2レビュー
ここからは、SwitchBotハブ2を実際に使ってみて分かったことについて紹介していきます。
一台で4役の温湿度計付きスマートリモコン


前機(SwitchBotハブmini)からの機能を引き継ぎ、さらにSwitchBot 温湿度計プラスの機能を一体化したSwitchBotハブ2。赤外線リモコンの操作に加え、温度や湿度表示が可能になりこれ一台で2役、いやスマートボタンとスマートハブ機能を合わせると4役をこなす次世代スマートリモコンとなりました。
ハブ機能は、従来通りSwitchBot製品や赤外線リモコンの操作が可能。実際に登録してみましたが、赤外線リモコンの登録は以前より簡単で正確になっていることに驚きました。


また、SwitchBotハブ2は背面にスタンドが追加され、従来の本体に両面テープを貼り付けて固定する方法とSwitchBotハブminiではできなかったデスクの上や寝具などに設置することが可能と前機よりも自由度の高いのが魅了。
新たな機能の温度・湿度機能は、電源投入と同時に自動で計測した数値が表示され一目でわかるデジタル表示。特に難しい設定はなく、電源コンセントに付属しているセンサーを安定した場所に設置できれば正しく計測をしてくれます。
実際に、電源投入してみると数分後に部屋の温度・湿度が表示されました。測定制度による誤差はありますが、室内の快適な環境の目安を知ることができる便利なスマートリモコンと言えます。



ハブ機能と温度・湿度機能があるのは便利の一言ですね!


スマートホームの共通規格「Matter」に対応


これまでのスマートホーム製品はメーカーごとにアプリで管理したり、アレクサには対応はしているが「Homekit」に非対応と制限が多く自由に使えないという課題がありました。しかし、SwitchBotハブ2は、Apple・Google・Amazonの製品と連携できるMatter機能に対応。
Matter対応となることで、AlexaやGoogle AssistantやSiriでも操作が可能になるのでメーカーの垣根が無くなり、異なるメーカーのスマート家電の互換性を持ち、インターネットに接続できないときでもスマート家電を利用することができるようになります。
Apple、Google、AmazonをはじめとするアメリカのIT企業280社以上が参加している無線通信規格標準化団体(Connectivity Standards Alliance:旧ZigBee Alliance)が策定したスマートホームのためのIoT共通規格のこと
機能面では、SwitchBotハブ2のMatter機能を結びつけることで、Home Appからカーテンの開閉操作を行なったり、Homepod、Apple Watchからの操作が可能。「SwitchBotハブmini」よりも拡張性が高いスマートホームとなります。ちなみに、SwitchBotハブ2の対応予定機器は「SwitchBotカーテン、SwitchBotロック」となっています。
ただし、現在はSwitchBotのベータ版アプリでの稼働のため正確な動作が保証されていない状況です。Matter対応についての情報は公式サイトでお知らせすると発表されています。Matterを利用したい方は常に最新お情報に目を向けておきましょう。
SwitchBotハブ2であらゆるリモコンを簡単登録


SwitchBotハブ2は従来の赤外線リモコンの登録しにくさや接続が切れる問題を改善。赤外線リモコンの登録数は「SwitchBotハブmini」より多い21363種に増えています。
また、リモコンの登録は機種やタイプを選ぶ必要がなくなり、自動で型番を検出しくれるよう進化。古い家電であってもアプリと紐付けできればお手持ちの赤外線リモコンをアプリに簡単登録をすることができるようになりました。
登録は一度だけで済み、5年以内の家電であれば手順に沿うだけで簡単に登録をすることができます。
万が一、手順に沿わずに登録できなくとも型番入力での登録が可能。ただ、少し手間がかかったり、モノによって操作できる範囲がリモコンと違うことがあります。
実際に室内照明を登録してみた感想は、2分もあればSwitchBotハブ2がリモコンを認識。あとは条件の合う型番を選択すればアプリで操作ができるようになりSwitchBotハブminiよりも登録の速さ、しやすさは改善されていることが伺えました。
SwitchBotハブ2のリモコン登録
アプリを起動し「マイホーム」からハブ2を選択する


赤外線リモコンの右上にある「+」ボタンを選ぶ


今回はライトを選択します。


リモコンプランが表示された後に、赤外線リモコンに近い適切な型番を選びます。


機器のON/OFFができれば完了。ハブ2内にライトのアイコンが表示されます。


SwitchBotハブ2とデジタル温湿度計を比較
温度・湿度機能を搭載しているとは言え、タニタやオーム電機といった温度計メーカーではないので測定範囲の精度というのが気になるところです。
そこで、実際にタニタの温湿度計とSwitchBotハブ2を比較してみました。


結果は、湿度の誤差はあるものの温度に関しては全く同じ温度を計測。湿度に関しては測定範囲が異なる仕様のため誤差がでる結果となりました。


このことからSwitchBotハブ2はデジタル温湿度計としての役目を果たしてくれる機器であるとはっきり断言でき、お部屋の室内環境はSwitchBotハブ2に任せ安心と言えるでしょう。
ちなみに、それぞれの仕様は下記の通りとなっています。
タニタ
測定範囲 | 温度:-5.0 ~ 50.0 ℃(測定範囲外はLL.L/HH.H表示) 湿度:20 ~ 95 %(測定範囲外はLo/HI表示) |
測定精度 | 温度:0.0 ~ 40.0 ℃ ±2.0 ℃ それ以外 ±3.0 ℃ 湿度:35~75% ±5% それ以外 ±10% |
SwitchBotハブ2
温度測定範囲 | -20℃~80℃ |
湿度測定範囲 | 0~99%RH |
温度精度 | -20.0℃~0.0℃(±0.4℃) 0.0℃~65.0℃(±0.2℃) 65.0℃~80.0℃(±0.3℃) |
湿度精度 | 0~10%RH (±3%RH) 10%~90%RH (±2%RH) 90%~99%RH (±3%RH) |
Alexaデバイスとの連携


SwitchBotハブ2は前機と同じく音声認識サービスのAlexaやGoogleアシスタントに対応。それぞれのアプリと連携し、SwitchBotハブ2を介して音声でSwitchBot製の商品を操作させることが可能。
話しかければAlexaが天気を教えてくれたり、家電の音声操作や音楽再生が可能です。
- Amazon Alexa
- Googleアシスタント
- Apple Siri
- IFTTT
実際にAlexa機能搭載のEcho dotと連携させてみましたが、スムーズ音声認識がされ正確に機器を操作ができました。SwitchBotハブミニを使っていた者からすれば、たまの接続切れや音声認識がされないなどの問題がありしたが「SwitchBotハブ2」は安定した操作感の違いに驚きました。




この辺りはメーカー様の努力が伺え、より快適にスマートホームライフを楽しめるようになるほど満足しています。
はじめての方であっても、AlexaやGoogleアシスタントとの接続、設定は簡単です。むしろSwitchBotハブミニよりもスマートホーム初心者に向いた機能になっていると言えます。
Amazon Echo DotとSwitchBot製品をスマートホーム化したレビューは下記の記事にて詳しく紹介しているので、興味のある方は合わせて読んでみてくださいね。




SwitchBotハブ2とSwitchBotハブミニを比較




ここでは、SwitchBotハブ2とSwitchBotハブミニとの違いを比較していきます。機能で言うと、温湿度センサー、照度センサー、スマートボタン、スマートアラートはSwitchBotハブ2で新たに追加され、Matterに対応している点が大きな違い。
また、エアコンリモコン状態同期機能やエアコンローカル操作といった本体が接続断となっても家電を操作できるのもSwitchBotハブミニとの違いです。
機能項目 | SwitchBotハブ2 | SwitchBotハブミニ |
温湿度センサー | 〇 | – |
照度センサー | 〇 | – |
スマートボタン | 〇 | – |
スマートアラート | 〇 | – |
スマートリモコン機能 | 〇 | 〇 |
ハブ機能 | 〇 | 〇 |
エアコンリモコン状態同期機能 | 〇 | – |
エアコンローカル操作 | 〇 | – |
GPS連動機能 | 〇 | 〇 |
シーン機能 | 〇 | 〇 |
Matter対応 | 〇 | – |
コントロール方法 | スマホ操作、音声操作、Apple Watch操作 | スマホ操作、音声操作、Apple Watch操作 |
オートメーション | スケジュール ジオフェンス(GPS) 温度(センサー) 湿度(センサー) 照度(センサー) | スケジュール ジオフェンス(GPS) |
サードパーティーサービス | Alexa、Google Assistant、Siri Shortcuts、IFTTT | Alexa、Google Assistant、Siri Shortcuts、IFTTT |
外観は、SwitchBotハブ2の大きさはモニター表示となったことで若干大きくなり、ケーブルも温度と湿度を見るセンサーが内蔵していることで太くなっています。「ハブミニ」はリモコンを管理する機能しかなかったので機能は大幅に増えました。
また、背面は壁に掛けるだけしかできなかった「ハブミニ」に対し、SwitchBotハブ2は壁掛けに加えスタンドが付いたことで、テーブルや棚に置いて使うことができるようになりました。
室内環境を管理したい、インテリアとして本体を馴染ませたい方はSwitchBotハブ2をとりあえず室内の家電をスマホで操作したいAlexaやGoogle Assistantで操作してみたいSwitchBot初めての方は「ハブミニ」がおすすめです。



4つの機能を使いたい方は「SwitchBotハブ2」一択です。
SwitchBotハブ2と比較した「SwitchBotハブミニ」は下記の記事でレビューしていますので興味のある方は読んでみてくださいね!


SwitchBotハブ2のメリット・デメリット
SwitchBotハブ2を使ってみてよかった点は、ハブ機能がありなぎらディスプレイに温湿度計が付きであること。温湿度計があるだけで、エアコンや扇風機、除湿機や加湿器などを利用して室内環境をより快適にすることができます。



風邪や部屋のカビ対策になります。
また、背面にスタンド機能があることで机や棚などに設置が可能。インテリアとしての要素も兼ね備えている点がいいところです。
一方で、温湿度計は電源ONが必須であり停電時には使えなかったり、Wi-Fi接続が2.4GHzのみの対応であるので、電子レンジやIHクッキングヒーターの付近に設定すると干渉する恐れがあるので避けて設置する必要があります。
また、Matter機能に対応はしていますが現状は準備段階でありApple製品との連携またはアプリの使用ができないのがデメリット。SwitchBotハブ2 でMatter機能を使いたい方は正式に対応されるまでしばし待つ必要があるのが残念なポイントです。
SwitchBotハブ2の開梱と外観




SwitchBotハブ2のパッケージは、商品写真が印字された正方形のシンプルなデザイン。


パッケージの中身は本体、USBケーブルや説明書が付属。本体外観はホワイトカラーとシンプルなデザインとなっています。




前面は湿・温度計のディスプレイ。下部には表示のオン・オフの操作もできます。




背面は開閉式のスタンドと電源用のUSB-C端子が配置。電源には付属のケーブルを接続します。




5V/2Aのアダプターも付属。電源ケーブル共に本体と合わせたホワイトカラーとなっています。




本体の大きさは、「80×70×23mm」と手に収まるサイズ感で本体の重さは63gのアダプターとケーブルの重さは合わせて78gとなっています。
SwitchBotハブ2レビューまとめ
この記事は、「SwitchBotハブ 2レビュー|温湿度計付きのMatterにも対応した次世代スマートリモコン」について書いてきました。
今まではSwitchBotのスマートハブといえばハブミニ一択。しかし、温・湿度や照度センサーを備え、便利なシーン操作用のタッチボタンが追加。準備中ではあるものの、今後への期待が高まるMatter機能に対応して点が一番嬉しいポイントでした。
それから、ハブミニ一では出来なかった、室内環境やエアコンの管理できるようになり活用の幅が広がったSwitchBotハブ2。
価格はハブミニ一よりも少し高くはなりますが、スマートリモコンとしての性能が向上している上に使い勝手が良くなっている。
これからスマートホームかスマートハブを試してみるなら、ハブミニよりもSwitchBotハブ2がおすすめです。
この記事を読んでより良いスマート家電選びの参考になれば嬉しいです。
SwitchBotハブ2の特徴
- Matterに対応したスマートホームハブ
- 室内環境を正確に測定するスマート温湿度計
- ワンタッチで起動できるスマートボタン
- 外出先から家電を遠隔操作が可能
SwitchBotハブ2のメリット・デメリット


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