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スマホやタブレットの充電に欠かせないUSB充電器は、今や純正の充電器よりも素早く充電できる高出力なものが多く、2ポート・4ポートなどポート数が多いものなど多数ありどれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
この記事ではスマホやタブレットなどコンセント付き急速充電器・USB充電器のおすすめの選び方やこれまで集めたおすすめの充電器をランキング形式でご紹介していきます。
充電速度を重視したい人や複数のデバイスを一気に充電したい人はぜひ参考にしてくださいね。
急速充電器とは
そもそも急速充電器とは、高出力で電力をデバイスに供給する充電器のことで、iPhoneやAndroidなどの充電時間を短くすることができます。
iPhoneを中心に説明すると、付属されている充電器は出力が5Wしかありませんが、出力が10W以上の充電器を使えばiPhoneをより早く充電することが可能となります。
また、約18W〜20WがiPhoneの受け入れられる上限値。出力が高い充電器を利用すればより時間で急速充電することができます。
各iPhoneの上限
iPhone | 上限値 |
iPhone 8 シリーズ iPhone X iPhone XSシリーズ iPhone 11シリーズ | 約18W |
iPhone 12シリーズ iPhone 13シリーズ iPhone 14シリーズ | 約20W |
ただ、充電に関して、スマホの性能や充電器のスペックによっては充電ができなかったり、遅く感じることがあります。例えば、18Wで充電できる充電器でスマホの充電性能が5Wの場合、18Wであっても急速充電はできません。
反対に、7.5Wで充電できる充電器でスマホの充電性能が18Wであった場合、急速充電はできますが、18W充電器よりも充電時間が遅くなります。
このように、機器と充電器との組み合わせによる影響が大きいので利用する前にしっかり理解しておくことをおすすめします。
急速充電器の種類
急速充電器の種類には、コンセントに直接接続するアダプター式充電器とPCのACコンセントのような卓上式充電器があります。
アダプター式は、差し込むプラグ部分が、折りたためるものがあり、軽量で持ち運びしやすいことが特徴。通常、1つの充電器では1つの機器しか繋ぐことができませんが、最近では2ポートや3ポートのものが多く複数台あってもストレスなく充電ができます。
ただし、大きめの充電器を購入してしまうと、タコ足配線にセットしたときにかさばってしまい、ほかのプラグが差し込みづらくなってしまうことがありますので注意が必要です。
一方の卓上式充電器は、コンセントから離れた場所でも使えることや充電ポートが複数あるのが特徴。ケーブルを削減しデスク周りをスッキリしたりスマホを充電しながら使えるなど範囲が広くなります。
ただ、ケーブルが断線してしまうと、ACアダプターごと買い換えなければならないのがデメリットです。
急速充電器の選び方
スマートフォンやタブレットを素早く充電したい場合は、できるだけ高出力に対応した充電器を選ぶことがポイントです。出力は主に「A(アンペア)」や「W(ワット)」などで表記。数字が大きいほどより高出力となります。
電圧や電流などの出力数が低ければ、思っていたよりも充電速度が遅いこともあるので、急速充電器の最大出力の数値を確認することが重要です。
基本的には、自分の使っているスマホがどの程度の出力を受け入れられるかで決めると良いでしょう。
例えば、10Wが最大値のスマホなら10W以上のもの、15Wなら15W以上のものが目安となります。
また、複数のポートが搭載されている充電器であれば、同時に接続することが可能なので一度に沢山充電することができます。ポート数が多いものを選ぶのが効率的ですが、コンパクトさを重視しているのであればポート数の少ないモデルでも十分充電は可能です。
急速充電器のメリット・デメリット
急速充電器の最大のメリットは、なんと言っても純正の充電器よりも速く充電できることやケーブルを削減しコンセント周りをスッキリ整理してくれることです。
また、軽量で持ち運びしやすく、複数ポートをできるものが多く外出先でも複数台の機器を充電することができるのもメリットです。
対応している出力によってはゲーム機やタブレット、ノートパソコンなどの充電も可能です。
一方、安いものだと出力不足で充電が遅かったり、高機能で高出力なものほど高価となる傾向になるのがデメリットです。
また、安価な製品や海外製の名前が知られていないメーカーなどは、スマホのバッテリー劣化の原因でもある、過充電防止などの機能が搭載されていないことがあるので購入の際には注意が必要です。
スマホ・タブレットにおすすめ急速充電器4選
4位|Anker PowerPort PD 2
モバイルバッテリーやワイヤレスイヤホンで有名なAnker社の「PowerPort PD 2 」は、USB-Cポートは最大18W、USB-Aポートは最大15Wの最大出力20Wでの充電が可能な2台同時充電ができる急速充電器です。
USB-Aポートは、Anker独自の技術「PowerIQ」を採用。5Aの純正アダプタよりも速く充電することができる。USB-Cポートは、PDに対応しiPhone12シリーズなら0%から30分で50%まであっという間に充電することができる。スマホの充電が不足している時など急いでいる時に素早く充電してくれるので便利です。
おすすめ度 |
PowerPort PD 2 の特徴
- USB-C/USB-Aの2ポート搭載
- USB-C(PD)は最大18Wで充電が可能
- USB-A(PowerIQ 2.0)は最大15Wで充電が可能
✴︎「評価基準」は、最高評価に「5」を付与、最低評価に「1」を付与。あくまで、個人的に採点していますので参考程度に留めてください。
Anker PowerPort PD 2のメリット・デメリット
最大20Wで充電ができるUSB-Cポートは、最新のiPhoneなら純正の5W充電器に比べ、最大3倍も早く充電することができます。公式のスペック表示では2台同時充電時の「最大出力表示」が詳しく明記されておらず不安ででしたが、実際に充電してみたところ無事、同時充電できることも確認が取れました。
ちなみに、充電してみた結果は下記の通りです
USB-C(PD)側が9.6WのUSB-Aポート(IQ)側が4.8Wで合計約W14.4Wでの出力
iPhone12miniなら30分でおよそ40%まで充電されフル充電までに2時間もかからず。
PowerPort PD 2のサイズは約63×62×29と、ポケットに収まるコンパクトサイズな充電器。iPadの充電器と同じ大きさのも関わらず2ポートを搭載し、一度に複数台の充電ができるほか、コンセント不足に悩む必要がありません。
外出先でも急速充電したい方におすすめです。
ここで紹介しているAnker製の充電器「PowerPortPD2」は、下記の記事にて詳しく紹介しています。外観や使用感など知りたい方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
3位|CIO-PDQC20W
20W急速充電器「PDQC20W」は、充電口が2ポートのCIO独自の新たな給電規格を採用した充電器です。
Appleの純正品充電器よりも速度が速く2台充電も可能。2台同時充電時では15W~20Wで充電となりますが、全寸 4cmと非常にコンパクトで持ち運びやすく旅行や出張などに便利な充電器となっています。
おすすめ度 |
PDQC20Wの特徴
- 20W急速充電規格に対応(PD規格)
- 持ち運びに便利な折りたたみ式プラグ採用
- ポケットに入る全寸 4cmのコンパクトサイズ
✴︎「評価基準」は、最高評価に「5」を付与、最低評価に「1」を付与。あくまで、個人的に採点していますので参考程度に留めてください。
PDQC20Wのメリット・デメリット
単独充電は20W出力。同時充電は15W充電となり、2台同時充電時には急速充電が非対応となりますが純正充電器より早く充電できるのはこの充電の特徴です。
また、折りたみ式のプラグを採用し、落としても衝撃で曲がったり、破損することがないので安全面での安心感があります。かばんやポーチに入れて持ち運べるコンパクトさが売りの充電器でもあります。
試しに、USBーAポートでiPhone12miniを使って充電してみると、Apple純正「5W USB 電源アダプタ」と同じ容量規格内(5V/1A)で充電。
USBーCポートでも充電してみた結果は、バッテリー残量が「49%」から開始。そこから30分後には「85%」と約40%近くまで充電。最終的に「100%」になるまでの時間は、1時間ほどかかりますがUSBーAポートと比べると2倍近く早く充電されていることがわかりました。
また、iPhoneとiPadの組み合わせでの充電は、iPhone12miniなら30分でおよそ40%まで充電がされ、フル充電まで2時間もかからず充電できることがわかりました。ちなみに2台充電時の出力値は「合計約15W」で充電されています。
2ポートを搭載しているのでいっぺんにデバイスを充電できる優れた”CIO社”の20W急速充電器「PDQC20W」。
コンセントの空き状況で悩むことがなくなりコンセント周りがスッキリするので、スマホやタブレットを「2台同時充電」したい、一台だけで「急速充電」したいと考えている方におすすめです。
コンパクトで複数台充電したい人におすすめです。
こちらで紹介しているCIOの急速充電器「PDQC20W」は、下記の記事にて使用感やメリット・デメリットなど詳しく紹介しています。気になる方はチェックしてみてください。
2位|KOVOL Sprint 40W 充電器
2ポート搭載のKOVOL製「Sprint 40W 充電器」は、2台同時充電ができるほか急速充電(PD)に対応した40Wの高出力が魅力の充電器。Apple製の純正充電器と比較するとコンパクトで、より高出力で素早く充電することが可能です。
ノートPC、スマホ、タブレットなどのデジタル機器にNintendo Switchやイヤホンなどを単体または同時充電で素早く(急速)充電することができます。
おすすめ度 |
Sprint 40W 充電器の特徴
- 2台同時充電ができる40W高出力充電に対応
- Apple製の純正充電器より時短できる急速充電対応
- 持ち運びに便利な折り畳み式プラグを採用
✴︎「評価基準」は、最高評価に「5」を付与、最低評価に「1」を付与。あくまで、個人的に採点していますので参考程度に留めてください。
Sprint 40W充電器のメリット・デメリット
プラグが開閉できるので持ち運びに便利で3000円以下と安価。カバンの中に収まるサイズは外出先での作業に活躍してくれること間違いないです。
Macbookair(2020年)の純正充電器は大きく外出時に持ち運びに難があって購入したSprint 40W充電器の数ヶ月間使ってみた感想は、急な充電器の不足になっても素早くデジタル機器を充電してくるので使い勝手に良いの一言につきます。
電源プラグが折り畳み式なのも良い点で、コンパクトで手に収まるサイズ感だから収納がしやすく、普段使いはもちろんのこと、携帯性にも優れた便利な充電器。
普段使いはもちろんのこと旅行時や外出先でもガッツリ作業したい方や高出力の充電器をお探しの人に向いている充電器と言えます。
MacBookは単体のみ急速充電が可となります。
こちらで紹介している高出力な急速充電器KOVOL製「Sprint 40W 充電器」を下記の記事にて紹介しています。使用感やなど詳しく知りたい方はチェックしてみてくださいね。
1位|KOVOL 65W PD充電器
KOVOL「65WPD充電器」は、USB-A×2とUSB-C×2の各2ポートの端子を搭載した充電器です。
4台同時に充電できるのが特徴で、USB-Cポート単独なら最大出力が65W、USB-Aポート単独なら最大出力が18Wでの急速充電が可能です。
おすすめ度 |
KOVOL 65W充電器の特徴
- ノートPCも充電可能な最大65W出力
- 発熱をおさえたGaN (窒化ガリウム)素材を採用
- 4台同時に繋いでも十分に充電ができる
- 幅広い互換性と海外の規格に対応している
KOVOL 65W充電器のメリット・デメリット
普段使いなら、1.5mの電源コードを活用してコンセントから離れた場所に設置すればデジタル機器でごちゃごちゃしがちなコンセント周りをスッキリさせるアイテムとして有効です。
コンパクトで、発熱をおさえたGaN素材していることもあって、少しの充では熱を持つことがありませんが、複数台接続しての充電なると、若干の熱を感じることがあります。
使用から数週間ほど充電スペースに固定させて使ってみた結果、あらゆるデジタル機器をコンセントと変わらず充電することができました。おかげでコンセント周りがスッキリして以前より使い勝手が良くなりました。
スマホやタブレットに限らず、ノートPCなど消費電力が高い機器の充電をすることができ、通常のUSBーC充電器よりも最大で約4倍の充電スピードで充電することができるのでデジタル機器を複数台お持ちの方におすすめな急速充電器です。
こちらで紹介しているKOVOLの卓上式充電器「65WPD充電器」は、下記の記事にて使用感やメリット・デメリットについて紹介しています。気になる方はチェックしてみてください。
スマホ・タブレットにおすすめ急速充電器4選まとめ
ひとえに充電器といっても、充電したいデバイスやUSB端子の種類によって、その特徴はさまざまです。
今回紹介した充電器は全てiPhoneを急速充電できる性能を持っているので、この中から自分に合った最適の充電器を選んでもらえればと思います。
一般的にスマホ付属品モデルよりも2~3倍の速度で給電ができるものが多くどれを選べば良いのか悩んでしまうかもしれません。
もし、用途とデバイスに合わせ、最適な充電器を見つけれない時は、とりあえず「 」を選んでおけば間違いないです。
僕みたいに複数台持つのもおすすめですよ。
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