- スポーツ・通勤用に完全ワイヤレスイヤホンが欲しい
- 1万円程度の予算で「ANC完全ワイヤレスイヤホン」が欲しい
- 好みの音質に調整して音楽を楽しめるに完全ワイヤレスイヤホンが欲しい
こんな悩みを解決商品を紹介していきます。
こんにちは!これまでイヤホンを20個以上レビューしてきたmatuです。
軽量でコンパクトなワイヤレスイヤホンは人気で色んな機種があって悩みますよね!
私自身、いくつもの完全ワイヤレスイヤホンを試してきましたが、特に安い中華製品は、機械音が入ったり、バッテリーの消耗が激しかったりします。
そこでいろいろ探していたところに、JABRA Elite 4 Activeに出会い。1万円台ながら最長7時間(イヤホンのみ)のバッテリー持続時間。どんなジャンルを聞いても心地よいサウンドに魅了されたので、紹介させていただきます。
1万円台で音質と機能を求めコスパが高い完全ワイヤレスイヤホンを求めている方はチェックしてみてくださいね。
JABRA Elite 4 Activeの特徴
Jabraは、デンマークに本社を置くGNグループが運営しているオーディオブランドのひとつで、今回紹介する「Elite 4 Active」の「Active」は、スポーツ向けをコンセプトにしたイヤホンです。
本体はラバー調でエルゴノミックなデザインを採用。特徴は次の通りです。
- 防水、耐汗性にすぐれた IP57準拠対応
- アプリで音質をカスタマイズできる「Jabra Sound+」対応
- アクティブノイズキャンセリングとヒアスルー機能を搭載
- 10分の充電で、最長1時間使用できる急速充電に対応
周囲のノイズを軽減してくれるアクティブノイズキャンセリングをはじめ、しっかりホールドしてくれるフィット感と IP57準拠に対応した防水性など、ワークアウトに適した特徴を備えているのが魅力です。
さらに、調整可能なヒアスルー機能も搭載しているイヤホンでもあり、装着したまま周囲の音を聞くことができるようになる仕様となっています。より安全にワークアウトに便利なイヤホンとなっています。
「Elite 4 Active」はスポーツに特化したイヤホンです。
製品仕様
フィット感抜群の装着感とアクティブノイズキャンセリング (ANC)搭載のスポーツモデル「JABRA Elite 4 Active」の仕様は以下の通りです。
メーカー | Jabra |
イヤホンタイプ | カナル型インイヤー |
カラー | ブラック、ネイビー、ホワイト |
接続方式 | 無線 |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
通信範囲 | 10m |
対応プロファイル | A2DP v1.3、AVRCP v1.6、HFP v1.7、HSP v1.2 |
対応コーデック | aptX、SBC |
充電時間 | 最大 180 分 |
待受時間 | 最大 275 日間 |
急速充電 | 10 分間充電で1時間利用可 |
バッテリー | 充電式リチウムイオン |
最大再生時間 | ケース併用時:約28時間 イヤホン単体:約7時間 |
充電ポート | USB Type C |
防水規格 | IP57 |
本体寸法 | 28.4mm x 38.9mm x 64mm(充電ケース) 20.85mm x 20.49mm x 27.3mm (イヤホン) |
重量 | ケース(イヤホン含む):約37.5g イヤホン(片側):約5g |
保証 | 防塵・防水に対する 2 年間保証 (Jabra Sound+ アプリでの登録が必要) |
製品機能
続いて、「JABRA Elite 4 Active」の機能は以下の通りです。
機能 | |
片耳モード | ○ |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込みモード(ヒアスルー) | ○ |
遮音設計 | ○ |
インイヤー式圧力開放 | ○ |
専用アプリ | ○ |
通話中のノイズ低減 | ○ |
スリープモード | ○ |
自動電源 ON/OFF 機能 | ○ |
イコライザー | ○ |
ペアリング可能なデバイス台数 | 6台 |
JABRA Elite 4 Active開封
まず、JABRA Elite 4 Activeのパッケージとデザインについて見ていきましょう。
パッケージ
パッケージは正方形なデザイン。全体の素材は紙でできておりエコなパッケージです。
- Elite 4 Active本体
- 充電ケース
- イヤーピース(3セット)
- USB-C to USB-A ケーブル
- 保証書とマニュアル
同梱品は、イヤホン本体以外に充電ケース・イヤーピース・USBケーブル・ユーザーガイドの4点です。
デザイン
イヤホン本体の中央に「Jabra」のロゴが印字。質感はプラスチックではなく、ラバー調でスポーツ向けの触り心地のデザイン。
イヤホン本体は正面から見ると三角形の部分は、押し込んで操作をする物理ボタン式となっています。
ノズル分部は長く、イヤピースをつけたままだとカサの部分が目立つデザインは好みが別れそうです。
充電ケース本体は、縦置き型の厚さは3cm。ポケットに十分入るサイズ感です。充電ケース本体の裏面には、充電をするためのUSB-Cポートを配置。
付属のケーブルは本体カラーに合わせたもので長さは0.2mと短い仕様。イヤーピースのカラーもブルーカラーでS.M.Lの3タイプが付属しています。
重さは、イヤホンが10g、充電ケースが47gで総重量は57gとMサイズのタマゴ1個ぶんよりも軽いイヤホンです。
JABRA Elite 4 Activeレビュー
お待たせしました!ここからは、JABRA「 Elite 4 Active」を実際に使ってみたことについて紹介していきます。
- ワークアウトでも安心のフィット感
- アプリによる好みの音質調整が可能
- IP57相当の防水防塵性能
- ワイヤレス充電に非対応
- マルチポイント非対応
- AACに非対応
音質|自然で心地よいサウンド
15,000円以下のワイヤレスイヤホンの中では低音から高音まで安定感のある音質です。低音域と中音域に重きを置いた特徴のあるイヤホンです。
実際に、ポップスは低音の深くなる感じがあり、重低音を強く感じられる。低音を効かせたサウンドを体感できるのでロックやJ-POPを聴くのにピッタリといえます。
高音は、よくある機械音「キンキン」を感じることがありませんし広がりの音質を体感できます。ドシーンとひびく感覚の心地よい印象を受けました。
重低音を求める方には少し物足りないですが、完全ワイヤレスイヤホンをこれから購入したい方の入門機的なイヤホンと言ってもいい。バランスの取れた音質のイヤホンです。
ノイズキャンセリング|周囲の音をかき消してくれる
周囲の音を低減させることができるアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホン。周りの音をかき消してくれるので音楽だけに集中することができます。
実際に、駅のホームとウォーキングで試してみると!
微かに音は聞こえるもののはっきりと聞き取れないほどです。1m付近でやっと相手の声や騒音を理解することができます。
ワークアウトや仕事をする際に集中力を高めてくれますが、用途によっては安全性を損ないますので使い分けが重要になります。
ちなみに、Elite 4 Activeには外音取り込み機能「HearThrough(ヒアスルー機能)」を搭載しています。機能を有効にすることで、外の音を取り込んでくれますので音楽を聴きながら周りの音を確認することができます。
周囲の音をイヤホン自体で再生させることで、イヤホンをしたまま周囲の音を聞くことができる機能。音楽と外部音を聞くことができます。
イヤホンを付けたまま会話できたりなど何かと便利な機能なので安全性を取りたい方におすすめな機能です。
コーデック|高音質・低遅延のaptXに対応
Bluetooth通信においての音声圧縮はSBCとaptXコーデックに対応。iPhoneと組み合わせる場合は自動的にSBCが、Androidであれば高音質コーデックaptXでの利用となります。
コーデックだけをみればAndroidスマホに特化した仕様であることがわかります。
ちなみに、iPhone利用時の音質は、SBC接続ながらも粗さを感じずスッキリと聴きやすい印象。曇った感じがない自然な感じが心地よいです。
多少の機械音が気になりますがそこは好みがありますので、もし高音質な音質を求めたい方はAACに対応したイヤホンをおすすめします。
Jabra製なら「Elite 5」がAAC対応となっています。
Elite 4 Activeの操作性
Elite 4 Activeのペアリングは至って簡単で、イヤホンを取り出して、スマホのBluetooth設定とアプリの登録をするだけです。
- イヤホンを取り出して左右のボタンを同時に3秒長押す
- LEDが青に点滅後、接続デバイスのBluetooth設定へ移動
- Jabra Elite 4 Activeを選択しペアリング完了。
次にイヤホン本体で行える各コントロールは下記の通りです。
イヤホン操作 | |
楽再生/一時停止 | 右ボタンを押す |
音量アップ | 右ボタンを長押し |
音量ダウン | 左ボタンを長押し |
曲送り | 右ボタンを2回押す |
曲戻し | 右ボタンを3回押す |
通話応答 | 左右どちらかのボタンを押す |
通話終了 | 左右どちらかのボタンを2回押す |
ミュート/ミュート解除 | 左右どちらかのボタンを押す |
音声アシスタント呼び出し | 左ボタンを2回押す |
音声モード切り替え | 左ボタンを押す |
Elite 4 Activeはこれだけの操作が行え、一々スマホを取り出さなくていいのがメリットです。
ちなみに、電源のオン/オフはケースの出し入れで行うことができますが、イヤホン中央の物理ボタンでも行うことが可能です。
また、片耳モードでの操作は、物理ボタンを 5 秒間長押することで電源をオフにすることができます。電源を手動でオンするにはその逆の操作となります。
装着感|ワークアウトでも落下しないフィット感
Jabra Elite 4 Activeはワークアウト向けの開発されたイヤホンということもあり、フィット感と耐久性は非常に抜群。どんな状況でも快適に音楽を楽しむことができます。
耳からの出寸も長めです。とは言え、充分に小型軽量で、装着すると大きな違いは感じず、曲面が耳に馴染み、フィット感は良好です。
特に、脱落防止のフックなどが無く、滑り止め効果も薄いので、運動時は脱落の心配が残りますが、よほど大きな動きでなければ大丈夫でしょう。
フィット感抜群のスマートなスポーツモデルイヤホンです。
専用アプリ「Jabra Sound+」で音質調整ができる
Elite 4 ActiveはJABRA専用アプリ「Jabra Sound+」に対応したイヤホンです。アプリと連携すれば、充電状況やサウンドモードの変更、好みの音質の設定などを行うことができます。
- バッテリーの残量表示
- アクティブノイズキャンセリングを5段階調節
- 外音取り込みを5段階調整
- 音楽用イコライザー調整(ベース、ミッドレンジ、トレブル)
- 音楽プリセット(6種類と保存が可能)
- サウンドスケープ機能
- ワイヤレスアップデート機能
また、製品の購入やイヤホンの登録・管理、バージョンアップなどサポートも充実しています。
JABRA Elite 4 Activeの気になる点
ここからは、JABRA Elite 4 Activeを使ってみてわかった気になる点について紹介していきます。
- ワイヤレス充電に非対応
- マルチポイント非対応
- AACに非対応
複数台接続できるマルチポイントに非対応
Elite 4 Activeは、複数台Bluetooth接続ができる機能「マルチポイント」に非対応です。スマホからPCに接続を変える際、スマホのBluetooth機能を一旦OffにしてからPCのBluetooth接続に切り替えるという大変面倒な作業が発生します。
マルチポイントが不要であればElite 4 Activeで十分ですが、PCとスマホの両方で使用したい方はマルチポイント対応のイヤホンを選ぶことをおすすめします。
故障の際はアプリからチャット形式でやりとりできるので、もしもの時は迷うことがないので便利です。
iPhoneに最適なAACに非対応
Androidであれば、高音質で聴くことができるaptXコーデックに対応したイヤホンは、AACには非対応です。
Apple製品(iPhone・iPad・AirPods)で音楽を聴いても存分に音楽を楽しむことができないことやワイヤレス充電、マルチポイントに非対応など機能面でデメリットです。
とはいえ、音質とアクティブノイズキャンセリング、IP57相当の高い防水防塵性能に対応。ワークアウト向けで屋外でバリバリ使えるイヤホン。
Appleデバイスでの利用は、SBC接続になりますが、全く気にならないほどのいい音で楽しめます。音にこだわりがなく、純粋に音楽を楽しみたい方であれば十分楽しむことができるイヤホンといえます。
JABRA Elite 4 Activeまとめ
この記事は、「JABRA Elite 4 Activeレビュー|通勤・スポーツに最適!ノイズキャンセリング対応の完全ワイヤレスイヤホン」について書いてきました。
Jabra Elite 4 Activeをまとめると
Elite 4 Activeの特徴
- 防水、耐汗性にすぐれた IP57準拠対応
- アプリで音質をカスタマイズできる「Jabra Sound+」対応
- アクティブノイズキャンセリングとヒアスルー機能を搭載
- 10分の充電で、最長1時間使用できる急速充電に対応
Elite 4 Activeをおすすめな人
- スポーツ・通勤用に完全ワイヤレスイヤホンが欲しい
- 1万円程度の予算で「ANC完全ワイヤレスイヤホン」が欲しい
- 好みの音質に調整して音楽を楽しめるに完全ワイヤレスイヤホンが欲しい
Elite 4 ActiveはどちらかとaptXに対応していることから、Androidユーザー向けのイヤホン。AACコーデックのApple製品(iPhone・iPad・AirPods)では音質面で少し物足りなさを感じるイヤホンです。
しかし2万円を切る価格でアクティブノイズキャンセリング (ANC)、 ヒアスルー機能に対応し、ワークアウトでも安心のフィット感はApple製品をお持ちの方でも十分、音楽を楽しめる機能を持っています。
完全ワイヤレスイヤホンを使うのが初めての方はもちろん、すでにハイエンドモデルを使用している方の日常使用にも大変おすすめできるイヤホンといえます。
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