こんにちは!これまでイヤホンを20個以上レビューしてきたmatuです。
今回は音質と機能のバランスが優れた完全ワイヤレスイヤホンを数多く輩出してきたEarFunから2023年1月に発売された話題の完全ワイヤレスイヤホンEarFun Air Pro 3の紹介です。
最新の「Air Pro 3」は高音質で、高いノイズキャンセリング・外音取り込み性能、マルチペアリング付きの多機能を持っている。
それでいて、一度の充電で丸二日も持つ長時間バッテリー、8,000円台でほぼ全ての機能を搭載した「Air Pro 3」はまさにコスパに優れた完全ワイヤレスイヤホンです。
そんな、EarFun Air Pro 3を本記事では3か月以上使って分かったことについて詳しく紹介していきます。
- マルチポイント対応機を探している人
- ANC対応機を探している人
- 機能性重視のイヤホンを探している人
この記事を読んでイヤホン選びの参考にしてくださいね。
EarFun Air Pro 3の特徴
アルコム社の最新チップ 「QCC3071」を採用し、ハイレゾ相当の高音質を実現した完全ワイヤレスイヤホンEarFun Air Pro の特徴は次の通りです。
- ‐43dBノイズも低減するアクティブノイズキャンセリング機能
- ワイヤレス充電・急速充電、マルチポイント機能搭載
- 高音質コーデックaptX Adaptiveに対応
- 次世代BluetoothオーディオのLE Audioに対応予定
最近流行りの、最大43dBまで低減するノイズキャンセリングと55ms程度の低遅延モードを備えているの特徴。
コーデックに”aptX”と”Adaptive”に、Bluetoothは最新のVer.5.3を搭載。次世代Bluetoothオーディオ「LE Audio」に対応予定など十分な機能も搭載しています。
エアコンや扇風機などの音がすっと消え作業に集中できるほどの効果を発揮、ゲームしながらワイヤレスイヤホンを使いたい方でもほとんど遅延がわからない性能を要したEarFun Air Proは、一万円以下でコスパに優れたイヤホンです。
製品仕様
11mmの大型ダイナミックドライバーとアクティブノイズキャンセリング (ANC)搭載の高品質イヤホン「EarFun Air Pro 3」の仕様は以下の通りです。
メーカー | EarFun |
商品名 | Air Pro 3 |
イヤホンタイプ | カナル型インイヤー |
カラー | ブラック |
接続方式 | 無線 |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
通信範囲 | 10m |
Bluetoothオーディオ | LE Audioに対応予定 |
対応コーデック | aptX Adaptive |
チップ | クアルコムQCC3071 |
ドライバー | 11mmダイナミックドライバー |
再生時間 | イヤホン単体:9時間 充電ケース込み:45時間再生 |
ノイズキャンセリング | -43dBノイズ低減 |
急速充電 | 10 分間充電で1時間利用可 |
バッテリー | 充電式リチウムイオン |
最大再生時間 | ケース併用時:約28時間 イヤホン単体:約7時間 |
充電ポート | USB Type C |
防水規格 | IP57 |
本体寸法 | 6 x 2 x 2 cm |
重量 | 62g |
保証 | 正規メーカー18ヶ月保証 |
その他 | ノイズキャンセリング、cVc8.0通話ノイズリダクション、外音取込モード、EQ対応専用アプリ、風切り音低減、ワイヤレス充電、急速充電対応、低遅延ゲーミングモード、マルチポイント接続 |
EarFun Air Pro 3レビュー
ここからは、「EarFun Air Pro 3」の使ってわかったことについて紹介していきます。
- 深みのある低音
- マルチポイント接続が便利
- 業界トップクラスのノイキャン
- ノズル分部が小さく外れやすい
- イヤホン本体はやや大きめな作り
- アプリ利用には慣れが必要
音質|バランスの取れた低音重視のサウンド
EarFun Air Pro 3は、11mmの大型ダイナミックドライバーの搭載もあってか、シャリシャリといった機械音や無理な音質上げを感じない自然体で心地よいサウンドわ耳に響かせてくれる音質です。
ロック・アニソン・フォーク・ゲーム等のBGMを聞いても重低音はしっかり響き、高音は細かいところまでしっかり出してくれている印象です。
ヴォーカルの音がはっきり違いがでる中音域も聞こえやすく、変な癖や歪みがない温かみのある音色。クリアで透明感があり音量が小さくてもはっきり聞き分けることができるのはこのイヤホンの特徴と言えるでしょう。
ノイズキャンセリング|-43dBのノイズ軽減は抜群
1万円以下にもかかわらずハイブリッド式アクティブノイズキャンセリング採用し、業界最高水準のマイナス43デシベルのノイズ低減を実現。
実際にノイキャンを起動して試してみた感想は、ノーマルモードと比較すると僅かにホワイトノイズが聞こえますが、室内の空気清浄など周りの騒音をシャットアウトし、一瞬自分がどこにいるのか確かめたくなるほどの効果を実感できました。
たた、TVの音量や人の声の大きさによっては入り込んでしまうことがあり、少し弱い印象を感じる場面もありありました。
室外はと言うと、街中のガヤガヤした騒音はトラックの走行音やバイクのエンジン音など環境音は非車の音に気づかずびっくりするほどの効き。
総じて、屋内外でもノイズキャンセリングはしっかりと効果を発揮してくれると言えます。
外音取込モード|自然で聞き取りやすい
周囲の音を聞き取りやすくする外音取込モードを搭載しています。
品質はイヤホンやヘッドホンを付けながらでも会話が可能で、車の走行音も気づけたり、周りの音を聞きながらBGM感覚で音楽を聴くことができました。
アプリでも切り替えもスムーズで、特にANCからの切り替えは、サーっと耳の中で響きを感じとれるくらいはっきりわかります。
ただ、強度の変更や音質強調などの付加ができない点が残念ではあります。
それさえ除けば、総じて、自然な外音をしてくれる優秀なイヤホンと言えます。
装着感|運動しても抜け落ちない安定感
うどん型デザインのイヤホンは抜け落ちやすいのが特徴。本機のフィット感は抜群で、装着する部分が外れにくい造りとなってます。
個人的な使用感になりますが。1時間以上歩いたり階段の昇格をしても落ちることはありませんでした。
また、耳が痛くなったり痒くなることもありません。この辺りは個人差がありますが低価格なイヤホンに比べ耳への負担は少ない印象です。
ただし、激しい運動では流石に外れる印象が強く、ウォーキングや家事であれば装着にまったく問題ないと言った感じです。
私は左をSサイズ、右をMサイズにしてフィット感を出しています。
バッテリー|最大45時間の持ち
本機のバッテリー容量はイヤホンが54mAhで、充電ケースが520mAhです
充電ケース込みで最大45時間の再生、イヤホン単体で最大9時間の音楽連続再生が可能です。
実際にイヤホン単体を1時間ほど連続再生させても「100%」の状態から「90%」とほとんど減ることがありません。
ANCモードであればバッテリー消耗が速いと言われていますが、2 時間で10%であれば十分なバッテリー持ちと言えます。
音量の大きさや通信距離、操作のしすぎなどによりバッテリーの消耗は変わってきますが一般的なBluetoothイヤホンの持ちは「3〜4時間」が目安と考えると、最大9時間の連続再生は大容量と言えます。
また、通勤通学、旅行など長期移動で充電できない状況でも充電ケースに戻すことで最大45時間の再生ができるのは嬉しいポイント。
上手く利用できれば、一度の充電で一週間もつのでこまめに充電する必要のないバッテリー持ちと言えます。
バッテリーの減りは音量や機能の使い方によって変わってきます。
ワイヤレス充電にも対応
EarFun Air Pro 3はワイヤレス充電に対応しています。そのため充電器にケーブルを抜き差しすることがなく充電口を痛めることがありません。
有線と無線での充電をシーンに応じて使い分けることができるので、外出時はケーブルレスで過ごすことができます。
例えば、バッテリーシェアに対応しているスマホやワイヤレス対応のモバイルバッテリーから電池を分け与えてもらうなどです。
もしバッテリーシェア対応のスマホを持っているなら使わないと勿体ないと言えるくらい便利な機能です。
カバンの中身を最小限に抑えたいならケーブルレスがおすすめです!
ゲーミングモード|音声の遅延を55msまてま低減
本機には、音声の遅延を55msまで低減することができる低遅延ゲーミングモードを搭載しています。
ゲームや映画鑑賞で映像と音のズレを抑えてくれる機能は、通常のBluetooth接続では、音源からイヤホンまで音声が届くまでに数十~数百msの遅延発生を最小限に抑えてくれます。
とはいえ、遅延が発生するのはBluetoothの仕様上やむを得ないことです。ゲームや動画を楽しむには致命的な問題になります。
実際に専用のアプリからゲームモードをオンにして55msを体感してみましたが、apexやFortniteをプレイでは一切の遅延を感じません。
総じて、映像と音声がずれると没入感や臨場感が損なわれおらずプレイが可能な印象です。
また有線イヤホンやヘッドホンと相違ないとも言っても良いでしょう。
EarFun専用アプリの操作性を見る
EarFun Air Pro 3は、専用の「EarFun Audio」アプリ(「Google Play」および「App Store」)で、好みの音質を設定・保存が可能です。不具合などがあった際にもメーカーへ直接サポートを受けれるようにもなります。
気になるアプリの操作ですが、EarFun Air Pro 3が表示されている部分をタップするとホーム画面に移り、「ノイズキャンセリング」「外音取込モード」「ノーマルモード」の文字をタップして切り替えることができます。
切り替え後の反映はわずかな誤差の範囲ですが、割とすぐ切り替わることを確認できました。
その他、ゲームモードのオン・オフ切り替えや「イコライザー」調節などもアプリで行うことができます。
実際に、好みの音に変えてみたところ。好みの音質にするのに時間はかかりますが、今まで聴いてた曲が別次元の音質になったことにびっくり。音質の変化を感じ取ることができて満足の一言でした。
ただ、対応するスマホまたはタブレットに限られており、パソコンに対応していません。パソコンと接続して利用する方はデフォルトでの使用となるためアプリを利用したスマホとの音質に違いがありますので留意してくださいね!
スマホでゲームを行う方、好みの音質で聞きたい方は必ずアプリを利用することをおすすめします。
スムーズなマルチポイント接続
本機は2つの再生機器を同時接続できるマルチポイント接続に対応しています。
マルチポイント接続の例
スマホと音楽再生機器との同時接続
スマホとパソコンとの同時接続
正確にはひとつが接続、ひとつが待ち受けとなる仕組みで、機器によって切り替えに差がでることがあります。
しかし、EarFun Air Pro 3はマルチポイントの切り替えが超スムーズ。片方の音が止まれば瞬時に切り替わります。
おかげでスマホとパソコン両方でスムーズにイヤホンを使えるようになり、作業効率が上がりました。
今では、デスクワーク時は欠かせないアイテムの一つになっています。
EarFun Air Pro 3の開封とデザイン
ます、EarFun Air Proのパッケージとデザインについてみていきましょう。
パッケージ
EarFun Air Pro 3 は白を基調としたパッケージ。正面はイヤホン本体が描かれ、商品の特徴部分がレインボーに印字されています。裏面は、商品情報が記載されています。
- EarFun Air Pro 3本体
- イヤーピース(XS/S/M/L)
- 充電ケース本体
- 日本語取扱説明書
- USB充電ケーブル
EarFun Air Pro 3の同梱品は本体のほかに、イヤーピース(XS/S/M/L)、充電ケース、取扱説明書、電ケーブルの5点になります。
ケース本体・重量
充電ケースは丸みがあり黒で統一されたツルツルしたプラスチック素材のデザイン。天面の中央にはEarFunのロゴが印字され、底には仕様と技適が印字さてれいます
ケース正面には充電をお知らせするインジケータが配置、裏面には充電用のUSB-C端子が配置されています。
重量は、充電ケース本体が52gのイヤホン本体が10gであり合わせると62gにります。
機能やバッテリー容量が、満載の割に軽さがあるイヤホンです。
イヤホン本体
イヤホン本体は、うどんタイプのインナーイヤー型イヤホン。先端のノズルは小さくスティック部分が大きなデザイン。
外側はメタリックのダークグレイで、earfanのロゴがプリントされ、スティック上部の丸い部分にはタッチセンサーとなっています。タッチセンサーは指で軽く触れるもしくは軽く叩くことで各種タッチ操作ができます。
イヤーピースはXS/S/M/Lの4種類。出荷時はイヤホンにMサイズが装着されています。
EarFun Air Pro 3まとめ
この記事は、「EarFun Air Pro 3レビュー8,000円台でANCとマルチポイント対応の完全ワイヤレスイヤホン」について書いてきました。
EarFun Air Pro 3をまとめると!
EarFun Air Pro 3の特徴
- ‐43dBノイズも低減するアクティブノイズキャンセリング機能
- ワイヤレス充電・急速充電、マルチポイント機能搭載
- 高音質コーデックaptX Adaptiveに対応
- 次世代BluetoothオーディオのLE Audioに対応予定
EarFun Air Pro 3をおすすめな人
- マルチポイント対応機を探している人
- ANC対応機を探している人
- 機能性重視のイヤホンを探している人
EarFun Air Pro 3のメリット・デメリット
最大43dBまで低減するノイズキャンセリングと55ms程度の低遅延モードを搭載し、ハイレゾ相当のコーデックaptXとAdaptive、最新チップの 「QCC3071」を採用。
Bluetooth 5.3の次世代Bluetoothオーディオ「LE Audio」に対応予定など一万円以下のイヤホンでありながら全部入りのコスパに優れたイヤホン。
自宅での作業やワークアウトなど集中したい方におすすめな一台です。
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