SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSレビュー|インナーイヤー型で世界初のハイレゾ対応イヤホン

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こんにちは!これまでイヤホンを20個以上レビューしてきたmatuです。

今回は高コスパなワイヤレスイヤホンを多数販売している人気オーディオメーカー SOUNDPEATS社の「SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS」を紹介します。

ハイレゾ(High-Resolution Audio)に対応した世界初のインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンはAndroidスマホやウォークマンとの相性が良く高音質な楽曲再生を楽しむことができます。

とはいえ、「本当に音質がいいの?」「どんな人に合うのか知りたい」と気になる方もいるはず。また、他製品に比べてどんな違いがあるのかチェックしておきたいですよね。

そこで今回は、Air3 Deluxe HSについて忖度なしで詳しくレビューしていきます。ハイレゾ対応したインナーイヤー型イヤホンが気になる方は購入の参考にしてくださいね。

この商品はSOUNDPEATS様より商品提供をいただき作成しています。(PR)

目次

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの特徴

日本・アメリカを中心にオーディオ製品を展開している、中国の音響機器メーカー「SOUNDPEATS(サウンドピーツ)」は世界初のハイレゾ対応のインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS」を発表しました。

ボーカルや楽器の音を高音質に再現できるLDACコーデックと通話相手に対して自分の声をクリアに届けてくれるENC通話ノイズキャンセリング機能に対応した完全ワイヤレスイヤホン。

一方で、音楽を集中して楽しむことができる「ANC」やiPhoneに対して高品質な音を転送してくれる「AAC」に非対応となっています。

iPhoneでの音楽再生はできますが、LDACコーデックに対応しているAndroidスマホに比べ音質が劣ってしまう。どちらかと言うとAndroidスマホやLDACコーデックに対応した音楽再生機に適したイヤホンといえます。

Air3 Deluxe HSの特徴
  • 世界初の高音質なHi-Res Wirelessに対応
  • 高音質・高速データ量のLDACコーデックに対応
  • 通話相手に効果のあるENCノイズリダクションを搭載
  • 長時間再生でも疲れないインナーイヤー型

製品仕様

7,000円台でENCノイズリダクション、ハイレゾに加えLDAC(エルダック)コーデックに対応したコスパ重視のイヤホン「Air3 Deluxe HS」の仕様は以下の通りです。

メーカーSOUNDPEATS
イヤホンタイプインナーイヤー型
カラーミッドナイトブラック
接続方式無線
Bluetoothバージョン5.2
通信範囲10m
対応プロファイルHSP,HFP,A2DP,AVRCP
対応コーデックAAC,SBC,LDAC
ドライバー14.2mmダイナミックドライバー
充電時間1.5時間
バッテリー容量ケース:300mAh
イヤホン:30mAh
最大再生時間ケース併用時:約20時間 
イヤホン単体:約5時間
充電ポートUSB Type C(急速充電非対応)
防水規格IPX4
本体寸法50.07×67.31×25.9mm(ケース込み)
重量ケース(イヤホン含む):約36g
イヤホン(片側):約4g
機能ハイレゾ、ENC通話ノイズキャンセリング、低遅延ゲームモード、専用アプリ対応

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSレビュー

気になるSOUNDPEATS 「Air3 Deluxe HS」の使用感を紹介していきます。その前に使ってわかったおすすめ度や評価については下記の通りとなっています。

Air3 Deluxe HSレビュー

Air3 Deluxe HSのおすすめ度

おすすめ度

Air3 Deluxe HSをおすすめな人

  • 1万円以下でHi-Res Wirelessの音質を楽しみたい人
  • ワイヤレスイヤホンを片耳だけで使いたい人
  • 通話お相手に対し騒音低減機能付きのイヤホンが欲しい人
Air3 Deluxe HSの評価
デザイン
3.5
音質
4.0
装着感
4.0
操作感
3.5
重量感
4.0

✴︎おすすめ度、評価基準の採点基準については、最高評価を「5」とし、最低評価を「1」としています。また、あくまで、個人的に採点していますので、採点につきましては参考程度に留めてください。

低価格でコスパに優れたTWSイヤホン

はじめてAir3 Deluxe HSで試聴してみた感想は、音量を上げると流石にシャリシャリした機械音が目立つ印象を受けました。中音はそこまで気にならないレベルですがこの辺りは好みが分かれると言ったところ。

とはいえ、全体的にクリアなサウンドと開放ある音楽を楽しむことができます。

インナーイヤー型の特徴とも言える点であり、ワークアウトには不向きでどちらか言うと、デスクワークやゲームなど比較的激しい動作を伴わない使用に向いています。

一万円台でANCがないのはデメリットですが、Hi-Res WirelessとLDACに対応。14.2mmダイナミックドライバー搭載で低音重視のパワフルな音質を出せる。低価格ながらコスパに優れたイヤホンと言えます。

世界初のHi-Res Wirelessに対応

SOUNDPEATS公式より

インナーイヤー型の中で世界初となる高音質な規格、Hi-Res Wirelessに対応した完全ワイヤレスイヤホンです。

最大20Hz~40kHz(従来型コーデックは20Hz~20kHz)という広い再生帯域をカバーでき、対応する機器であればボーカルや楽器の音を繊細に再現することが可能です。

ただし、Hi-Res Wirelessは一部のAndroidスマホまたは再生機機器とそれに対応した楽曲が必要となるので初めて利用したい方はしっかり下調べをしてから利用することをおすすめします。

主な対応機器:
Pixel 7 Pro/AQUOS sense7/AQUOS R7/Xperia 10 IV/Xperia Ace III/Galaxy A53 5G/Galaxy Z Fold4/SONYウォークマン(Aシリーズ,ZXシリーズ,WM1シリーズ)など
Hi-Res音源ダウンロードサイト:
AmazonMusicUnlimited(HD)/DeezerHiFi/e-onkyo music/music.jp

matu

Hi-Res音源を楽しむには対応する機器と音源が必要だよ!

Air3 Deluxe HSの音質チェック

SOUNDPEATS公式より

気になる音質は、iPhoneにて音楽や動画再生を試してみました。低音重視のパワフルなサウンドを楽しめます。

この辺りは、14.2mmダイナミックドライバーが搭載されていることもあり、パワフルなサウンドに加え伸びやかな高域を再現できるため、低音から高音域までバランスよく響かせてくれます。

matu

ハイレゾ音源に非対応な楽曲でも迫力のあるサウンドを楽しめます。

実際にiPhoneで音楽を再生してみましたが、パワフルなサウンドに低音は強くなりすぎず自然な音域を体感。ボーカルの声もはっきりわかり全体的にバランスの良く聴くことができます。下手な低価格イヤホンによくある曇った感じがありません。

もし、Androidスマホまたは対応する再生機を手にすることができたら、LDACコーデックとハイレゾ音源との組み合わせで臨場感を備えた自然なサウンドの再現も可能なので、アーティストの鼓動が伝わるようなリアルな音像がを楽しみたいです。

音質チェック
低音
中音
高音

✴︎音質評価は、iPhoneでの試聴評価となります。

matu

開放感と臨場感を兼ね備えた自然なサウンドが魅力的なイヤホンです。

Air3 Deluxe HSの通話機能

通話している本人には効果はないものの、通話相手に対して効果を発揮する騒音低減機能と言われる、ENC(環境騒音低減技術)ノイズリダクション機能に対応しています。

音楽を聴く、通話においても相手の声が聞きやすいなおどの効果を望めないのがデメリット。

通話時にしか効果を発揮しないため、音楽鑑賞で周囲の音をかき消すことができる「ANC」を求めている方には不向きなイヤホンといえます。

ENCとは

電話相手にのみ効果を発揮する機能。静寂の中で電話かけている状況を作り出してくれる機能です。

インナーイヤー型の装着感

インナーイヤー型もあってカナル型と比べ付け心地は非常によく軽い印象。長時間利用する方にとってはこの軽さはメリットで耳が疲れません。

一方、ランニングなどの使用は耳のひっかかりがあまい為、思いっきり走れなかったりします。人によっては落下する恐れがあるので留意が必要です。

とはいえ、実際に使ってみてましたが、正しくイヤホンを装着できれば、軽いウォーキングなら落ちません。また、毎日の通勤・通学で走ることさえなければ落下の心配はありませんので、安心して利用できると言っていいでしょう。

イヤホンの違い

インナーイヤー型とは、耳の入り口に部分にイヤホンを引っ掛けて装着するタイプ。開放感があり装着疲れしにくいことや周囲の音がよく聞こえるのが特徴。

カナル型とは、イヤーピースを耳の奥に入れ込んで密閉して装着するタイプ。耳のより奥で音がダイレクトに響き、密閉感と安定感がありますが、長時間の使用で耳が痛くなる特徴がある。

最大20時間再生可能な標準バッテリー

SOUNDPEATS公式より

イヤホンを利用する上で重要なバッテリー持ちは、イヤホン本体でなら満充電で最大5時間、充電器本体を含めると最大20時間となっており、同価格帯のイヤホンと比べると標準的な持ちとなっています。

また、充電ケースが汎用性の高いUSBタイプC充電を採用。Androidスマホを利用なら一緒のケーブルでの充電が可能できるなど充電スペースや持ち運びをスッキリさせることができます。

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSのメリット・デメリット

インナーイヤー型で初となる「ハイレゾ(High-Resolution Audio)ワイヤレス認定」された完全ワイヤレスイヤホン。Androidスマホや対応ウォークマンであれば高音質で音楽を楽しめることができるのがメリット。

また、高品質なコーデックの「LDAC」にも対応しパワフルなダイナミックドライバーも搭載。LDACコーデックに対応していない機器であっても。全帯域にわたりバランスよく音を楽しむことができます。

Air3 Deluxe HSは7,000円台の中でコスパで言うな十分の性能を備えています。

メリット
デメリット
  • 長時間装着による疲れや不快感がない
  • ハイレゾ音源のLDACコーデック対応
  • 専用アプリで音質のカスタマイズが可能
  • インナーイヤー型ながら高音質
  • ケースからの取り出しがしづらい
  • iPhoneユーザーはLDACを使用できない
  • アクティブノイズキャンセリングに非対応
  • マルチペアリング非対応

一方、通話に関するENC通話ノイズキャンセリングには対応していますがアクティブノイズキャンセリングには非対応なことや複数台の機器に瞬時に切り替えることができるマルチペアリング機能に非対応な点は他のイヤホンに性能は劣ります。

iPhoneユーザーには不向きでありますが、Androidスマホや対応ウォークマンに適した完全ワイヤレスイヤホンです。

SOUNDPEATS Capsule3 Proと音質・機能を比較

Air3 Deluxe HS
Capsule3 Pro

ここでは、最近手にしたイヤホンの中でお気に入りのSOUNDPEATS 「 Capsule3 Pro」との音質と機能について比較していきます。

主な機能違いAir3 Deluxe HS Capsule3 Pro
オープン価格8.980円9.980円
イヤホンタイプインナーイヤー型カナル型インイヤー
ドライバー14.2mmダイナミックドライバー12mmバイオセルロース製ダイナミックドライバー
充電時間1.5時間1時間
バッテリー容量ケース:300mAh
イヤホン:30mAh
ケース:500mAh
イヤホン:35mAh
最大再生時間ケース併用時:約20時間 
イヤホン単体:約5時間
ケース併用時:約52時間 
イヤホン単体:約8時間

まず、気になる音質の違いからですが、Capsule3 Proの方が圧倒的に高音質で、iPhoneで再生してみても全体的のバランスは優っています。イヤホンタイプの違いもありますが、バイオセルロース製のダイナミックドライバーを搭載しているところが音質の差として出ています。

機能の違いで言うと、Air3 Deluxe HSはアクティブノイズキャンセリングに非対応であり、対応しているCapsule3 Proの方がより音楽を集中して聴くことができる。

装着感はイヤホンタイプが違うので参考になりませんが、カナル型の「 Capsule3 Pro」よりもAir3 Deluxe HSの方が軽くフィット感は抜群でした。長時間リスニングで考えるなら、間違いなく「Air3 Deluxe HS」の方が向いているでしょう。

個人的にはどちらも好きですが甲乙つけるなら、「 Capsule3 Pro」よりも安く高音質なサウンドを楽しめる「 Air3 Deluxe HS」がおすすめです。

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSの開梱と外観

パッケージ表
パッケージ裏

パッケージはシンプルなデザイン。裏面には製品の特徴やスペックなどが記載されています。

Air3 Deluxe HSの同梱品
同梱品
  • Air3 Deluxe HS本体
  • 充電ケース
  • イヤピース(S/M/L)
  • USB-C充電ケーブル( USB-A to USB-C)
  • 取扱説明書

同梱品は、本体以外に充電ケース・イヤピース・USB-C充電ケーブル・取扱説明書の4点です。

充電ケースは丸みを帯びたデザイン。充電ケース表面はブラックカラーの光沢のある仕上がりになっています。光沢なので指紋が目立ちやすいのが難点です。

ケース正面にはインジケーターが配備。中央にあるボタンを長押しすることで、ペアリングした機器を切り替えます。ケース内部には技適マークと商品の仕様が印字されています。

底面には、充電ポート用のUSB-C端子を配置。裏面には「SOUNDPEATS 」のロゴが刻印されています。

インナーイヤー型イヤホンの「うどん型」となっており軽くて着け心地が良いのが特徴。イヤホン本体の中央にはゴールドの素材でロゴが印字されています。操作はタッチセンサー式でロゴの部分をタッチすることで操作ができます。

重さはイヤホン本体が8g、充電ケースは28gとなり、総重量は36gとなります。イヤホン単体は装着しても気にならないくらい軽いです。

SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSレビューまとめ

この記事は、「SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSレビュー|インナーイヤー型で世界初のハイレゾ対応イヤホン」について書いてきました。

Air3 Deluxe HSは、本体価格7,000円台で高音質のLDACコーデックとHi-Res Wirelessに対応。ノイズキャンセリングはないものの大口径14.2mmダイナミックドライバーで全体的にバランスの良い音質を実現した完全ワイヤレスイヤホン。

最後に、この製品の特徴とおすすめできる人のまとめです。

Capsule3 Proレビューまとめ

Capsule3 Proの特徴

  • 世界初の高音質なHi-Res Wirelessに対応
  • 高音質・高速データ量のLDACコーデックに対応
  • 通話相手に効果のあるENCノイズリダクションを搭載
  • 長時間再生でも疲れないインナーイヤー型

Capsule3 Proをおすすめな人

  • 1万円以下でHi-Res Wirelessの音質を楽しみたい人
  • ワイヤレスイヤホンを片耳だけで使いたい人
  • 通話お相手に対し騒音低減機能付きのイヤホンが欲しい人

Capsule3 Proのメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 長時間装着による疲れや不快感がない
  • ハイレゾ音源のLDACコーデック対応
  • 専用アプリで音質のカスタマイズが可能
  • インナーイヤー型ながら高音質
  • ケースからの取り出しがしづらい
  • iPhoneユーザーはLDACを使用できない
  • アクティブノイズキャンセリングに非対応
  • マルチペアリング非対応

以上が、Air3 Deluxe HSのレビューとなります。iPhoneユーザーというよりAndroidスマホユーザーの向けのイヤホンなので比較的コスパの良いイヤホンを求めたい方は「Air3 Deluxe HS」を選んでおけば間違いないですよ。

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