
Rakuten Casaって何ですか?

いわゆるフェムトセルと言われるものだよ!

フェムトセルとなんですか?

では、分からない人のために説明しますね!
こんにちは!通信業界に7年保全業務経験があり無線資格を持っている楽天モバイルユーザーのmatuです。
楽天モバイルは、自社回線サービスの開始と共に自宅や店舗を「楽天回線のサービスエリア化」を目的とする超小型基地局「Rakuten Casa」(楽天カーサ)の提供を開始しました。
とはいえ、超小型基地局といわれても正直わからないと思うので、Rakuten Casaとは何をするサービスなのかを紹介していきます。
<<この記事を読んでわかること>>
- フェムトセルとは何か?
- Rakuten Casaのサービス内容
- RakutenUN-LIMITとRakuten Casaの関係がわかる。
楽天モバイルのフェムトセルとはどんなサービス?
まず、無線の文字をみると難しイメージがあると思います。
実際に、無線は目に見えないですし、専門的な知識が必要だったりします。
ですが、利用する側は少しの知識さえあれば特に難しい知識は必要ありません。
いうなら、最低限として家庭内でインターネット(Wi-Fi)が利用できる知識さえあればOK!
そもそもフェムトセルとは、半径数メートルから数十メートルの極めて小さな無線通信エリアの基地局の事を示します。
これだけでは、分かりずらいので図を取り入れて深掘りしていきます。

携帯電話と直接交信する装置
携帯電話を利用するには、第一に電波を発生させる装置(基地局)が必要です。
その、発生させる装置1台(基地局)には電波を放つことのできる範囲が決っています。
基地局には谷と言われるエリアがある!
図で、説明すると基地局Aの電波範囲と基地局Bの電波範囲の交わる(赤丸)部分があります。
ここが電波の谷と言います。
電波の谷では、Aの電波とBの電波が混じりあったり、電波が発生していない(いわゆる圏外)など電波が不安定な現象が起こっています。
つまり、この場所での携帯環境は、通話が途中で切れる・データ通信が接続できないといったユーザーにとって非常にストレスになる場所といえます。
電波の谷を解決するにはどうしたらいいの?
さて、この電波の谷を解決するには2つの方法があります。
1.楽天モバイルに、直接利用できないこと報告する。
2.電波の谷の中心で住まいであるなら引越しをする。(賃貸者に限る)
2はちょと投げやり感がありますね・・・すみません。
1については、効果は必ずあります。
窓口に直接報告を入れることで、楽天モバイル側は問題であると認識します。
なぜなら、多くの通信キャリアは顧客満足度を重視していますから、通信不良の問題でユーザーが離れことに敏感になります。
なので、報告をすれば問題を即調査をします。
その結果次第ですが、必要と判断されたら新たな基地局が立ちますし、不必要と判断されることもあります。
必要と判断されてから基地局はどれくらいで建つ?
必要と判断されてから建設までかなりの手順があります。(半年以上かかります)
土地探し・・・基地局を運営するために必要
↓
土地の契約(借用地または売買)
↓
建設許可届け&建設許可受理
↓
施工会社依頼&施工
↓
電波の許可申請&申請受理
↓
基地局運営
順調に行けば、すぐに建設が始まることができますが下手をしたら土地を見つけられない、土地はあったけども申請の途中で上手くいかず運営までに時間がかかったりします。
そこで、問題解決に良いフェムトセルの登場です。
基地局は屋外に対し、このフェムトセルは屋内専用です。
屋内なので、電波を飛ばす範囲は狭くなりますが、狭いエリアを強く保ち安定した環境を作る事ができます。
- 小型装置(大きさは無線ルータほど)
- 屋内専用
- 電波を飛ばす範囲は狭いけど、その範囲内は強い環境を保つことができる。
フェムトセルを利用するには、専用回線が必要?
フェムトセルを利用するには、専用回線を準備する必要があります。
先ほどから説明していますが、フェムトセルは小型無線基地局です。
基地局は電波を飛ばすします。
その飛ばす電波はどこのキャリア?となれば今回は、楽天モバイル向けの電波を飛ばすが正解となり、屋内に楽天モバイルの回線を作ることが必要となります。
では、楽天モバイルの回線はどうやって作れば良いのか?
楽天モバイルのサービスには、「楽天ひかり」というブロードバンドサービスがあります。
このサービスを利用することで、楽天モバイルの回線環境を作ることができます。


楽天ひかりについては今後の記事で説明するよ!
回線環境が作り終えたら、最後にフェムトセルを設置するだけです。
終わり!

ちょっと待ってください!
Rakuten Casaの製品説明がまだですよ?

終わりたかったのに・・・
では、仕切り直して最後にRakuten Casaの説明をします。
楽天モバイルの小型無線基地局!その名も「Rakuten Casa」

まず、楽天モバイルのフェムトセルの名前は「Rakuten Casa」といいます。
Rakuten Casaの特徴は下記の4つ。
- 屋内で4G回線を利用可能
- Wi-Fiホームルーターとしても利用可能*1
- Rakuten UN-LIMITのデータ容量制限が無制限になる
- 設置費用は実質ゼロ*2
*1 Wi-Fi規格:2.4GHz (11b/g/n) /5GHz (11a/n/ac)
最大通信速度:送受信最大は5GHz:867Mbps / 2.4GHz:300Mbps
*2 事務手数料として3,000円(税込)が必要であるが、設置完了後に3,000円相当の楽天ポイントにて還元される。
Rakuten Casaを利用するには条件があります。下記にその条件を紹介します。
個人のお客様 :「楽天モバイル(楽天回線)」及び「楽天ひかり」をご契約のお客様
法人のお客様 :「楽天ひかり」をご契約のお客様
・指定のプラン
- 楽天ひかり ファミリープラン(戸建)
- 楽天ひかり マンションプラン(集合住宅)
<追記>
*楽天モバイルの契約者であっても、楽天回線対応製品でなければ利用はきない。
また、楽天モバイルのフェムトセル「RakutenCasa」を利用するには「楽天ひかり」サービスの利用(契約)が必要となります。
楽天ひかりサービスについてご存知でない方は、下記の記事で「楽天ひかり」についた記事を書いてますのでこちらをお読みください。

Rakuten Casaを利用するなら「楽天ひかり」の申し込みが必要だよ!
まとめ:自宅の電波が弱いならRakuten Casaを考えよう!
この記事は、【楽天モバイル】楽天回線でお困りならフェムトセル「Rakuten Casa」を利用しよう!について書いた記事です。
Rakuten Casaの特徴は以下の4つ
- 屋内で4G回線を利用可能
- Wi-Fiホームルーターとしても利用可能*1
- Rakuten UN-LIMITのデータ容量制限が無制限になる
- 設置費用は実質ゼロ*2
Rakuten Casaは、実質「0」円(無料)で利用することができる。しかし、利用するには「楽天ひかり」の契約と楽天モバイルの契約が必要となります。本来なら電波というものは障害がないように考えられていますが、電波の谷のような回線トラブルが起きていたり、家の中での電波が不安定になることがあります。
そのような時には、楽天モバイルのフェムトセル「RakutenCasa」を検討してみてください。
おわり
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